警察と検察の捜査の怠慢を理由に原判決を破棄し半分の刑期に〜東京高裁平成30年5月18日判決〜

  • 2018.06.25 Monday
  • 15:19

JUGEMテーマ:裁判

 

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少年法52条により,20歳未満の少年には不定期刑,つまり長期と短期を定めた幅のある刑を言い渡す。

 

成人ならば処せられる程度の刑を中間とし,例えば「懲役2年以上3年以下」といった刑が言い渡される。

 

真面目に更生すれば,成人よりも軽い2年で社会復帰できる。

 

少年は可塑性に富んでおり成人より更生可能性が高いというのがその理由である。

 

18歳の時のバイク事故で危険運転致死罪などに問われた元少年(21)について,東京高裁平成30年5月18日判決は,警察と検察の怠慢で捜査が遅れ,少年として裁判を受けられずに不利益を被ったと認定し,懲役5年とした1審の裁判員裁判判決を破棄し,半分の懲役2年6月とする判決を言い渡した。

 

元少年は,2015年1月に埼玉県川口市で無免許でバイクに2人乗りして赤信号の交差点に進入し,左から来たトラックと衝突して同乗していたの友人を死亡させた。  

 

元少年は事実関係を認めていたため逮捕は見送られたが,県警が捜査を終えて書類送検するまでに約10か月,地検の捜査でもさらに約10か月がかかり,2016年10月の起訴時には20歳になってしまっていた。  

 

証人に立った県警の捜査員は,「少年と成人で裁判での扱いが違うことは知っているか」と問われ,「存じません」と答えたというから驚きである。  

 

判決は,「警察官は必要以上に捜査に時間をかけすぎた。警察官として備えるべき法律知識に欠け,重大な職務怠慢があった。検察官は法律の専門家として少年法を熟知しているはずなのに,元少年の不利益に配慮せず,職務怠慢があった」と批判した(http://www.yomiuri.co.jp/national/20180621-OYT1T50073.html YOMIURI ONLINE「警察怠慢で捜査遅れ、18歳事故に「成人の刑」」2018年6月21日)。

 

 

 

 

 

 

 

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