勉強になる控訴審

  • 2018.02.15 Thursday
  • 00:02

JUGEMテーマ:裁判

 

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   呉鳥人〜くれとりびとさんのブログより「玉すだれの滝」

 

 

弁護士になってしまうと,他の弁護士の訴訟活動等を見学する機会はほとんどない。

 

控訴審は,記録を見れば一審の弁護士の訴訟活動のやり方が分かるから,とても勉強になる。

 

民事事件は,同じ弁護士が一審と控訴審の代理人を務めることが比較的多いが,刑事事件は控訴審から受任する機会も多いので,大いに参考になる。

 

一審の記録を見ると,「こういう主張立証のやり方があるのか」と参考になることもあれば,岡目八目で,「これが足りない,一審であの主張をしておいてくれれば。」とアイデアが浮かぶこともよくあるのだが,たぶん私が一審を務めた事件の控訴審の弁護人は同じようなことを思っているのだろうし,もっと端的には,裁判官は「あの弁護士はここが足りない,あそこが足りない。」と思っているに違いない。

 

学生や修習生の時代は終わっても,我々の仕事は他者から評価,採点される機会が意外と多いのかもしれない。

 

 

 

 
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  • 2019.02.20 Wednesday
  • 00:02
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    コメント
    >裁判官は「あの弁護士はここが足りない,あそこが足り
    ない。」と思っているに違いない。

    この部分で少し考えたのですが、裁判官が「こう主張して
    くれたら執行猶予にしたのに」とか「あれを言ってくれれ
    ば無罪だったのに」って思うこともあるのでしょうかね?
    • Д僖
    • 2018/02/15 10:01 AM
    Д僖僂気
    コメントありがとうございます。
    刑事裁判においては,無罪推定の原則があり,弁護人の能力不足で不利な判決となってはいけないので裁判所がある程度公益的見地から被告人のことを考えてくれます。
    ですから,裁判所がそう考えたら弁護人にその点の主張・立証を促すでしょう。
    民事裁判は原則完全な当事者主義なので,内心裁判官が「この主張があれば」と思っていることはあるかもしれません。
    正に「人の振り見て我が振り直せ」ですね。
    ところで推定無罪より優先されてる事ありますよね。「検察は常に正しい」
    • やんじ
    • 2018/02/17 9:06 AM
    やんじさん
    コメントありがとうございます。
    そのとおりです。
    今読売新聞に連載されている村木厚子さんの「時代の証言者」を読んで改めて実感しました。
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