前科って何? 【分かりやすい法律用語解説】

  • 2017.06.17 Saturday
  • 10:08

JUGEMテーマ:裁判

 

 

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前科とは何かという定義を定めた法律は見当たらないようだが,一般に前科とは,過去に刑罰を受けたことを言う。

 

1回処罰されたことがあれば前科1犯,2回処罰されたことがあれば前科2犯だ。

 

刑罰(主刑)とは,死刑,懲役,禁錮,罰金,拘留,科料である。

 

紛らわしいのは,刑罰である罰金と,行政罰である反則金の違いだ。

 

よく「ねずみ取りにあって罰金を取られた。」などと言うが,その場合の「罰金」は実は反則金であることが多い。

 

罰金は,死刑,懲役,禁錮などと同じく刑罰だ。

 

だから,検察官によって起訴され,裁判官によって有罪を認定された上で言い渡される(通常は略式手続という簡易な手続で行われる)。

 

それに対して反則金は,警察限りにおいて科される行政罰だ。

 

交通違反も昔は全てについて罰金が科されていた。

 

だが,戦後自動車が普及し,運転免許保有者が増えるにつれ,そのまま全ての交通違反を罰金にしていると国民の多くが前科を有することになって相当ではないし,裁判所と検察庁の負担が大きくなりすぎてきた。

 

そこで軽微な交通違反で,違反者が反則手続で処理することに同意した場合には,反則金という行政罰で済ませ,裁判手続には乗せないこととなった。

 

警察の違反認定に納得できない場合には,反則手続で処理することを拒否し,刑事裁判で争うことができる。

 

その際は,有罪の場合は反則金ではなく刑罰である罰金が科され,前科1犯となる。

 

酒酔い運転,酒気帯び運転,無免許運転,著しい速度違反などの悪質な交通違反は,反則金では済まない。

 

いわゆる「赤切符」で罰金になるか,場合によっては懲役となる。

 

また,反則手続で処理することに同意しても,反則金を納付しないで放置しておくと逮捕されることがあるから注意を要する。

 

反則金は前科ではない。

 

前科は,人の資格に影響する。

 

例えば,公職選挙法違反によって罰金に処せられた者は,一定期間選挙権・被選挙権を有しない。

 

医師,弁護士,公務員などは,禁錮以上の判決の言い渡しを受けると資格を喪失する。

 

交通事故でも場合によっては懲役や禁錮になるから要注意だ。

 

くれぐれも安全運転をお願いしたい。

 

なお,前科は,戸籍や住民票など一般の人の目に触れるものには記載されることはない。

 

検察庁において極秘データとして管理されており,一般の人はその内容を知ることができない。

 

 

 

 
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コメント
赤切符は、罰金だから前科になるのですよね。
でも、交通違反の前科は履歴書には書かないし。
賞罰なしって書きますよね。
これって、偽証罪ですか?
  • やんじ
  • 2017/06/18 7:26 AM
やんじさん
コメントありがとうございます。
履歴書に書かないことは犯罪にはならないと思います。
誰も知り得ないことですが,何かの事情で発覚すると虚偽申告をしたと問題になるかもしれませんね。
  • ふぃーゆパパ
  • 2017/06/18 8:54 PM
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