住民ら死亡の「事故物件」,借り主側の賠償責任を認めず〜山口地裁平成29年11月28日判決〜

  • 2017.12.06 Wednesday
  • 00:05

JUGEMテーマ:裁判

 

ランキングに参加しています。

あなたのワンクリックが1ポイントになります。

 

この下の「広島ブログ」と「弁護士」をポチッと応援よろしくお願いいたします。<(_ _)>

 
広島ブログ

 
にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村 
野呂山岩海近くの紅葉.jpg
 呉鳥人〜くれとりびとさんのブログより「野呂山岩海近くの紅葉」
 


 

 

検事時代に事件の記録を読んでいたとき,あるホテルの一室で宿泊客が自殺したという事件があった。

 

そのときは,「黙ったまま次の宿泊客をこの部屋に泊めるのかな?」なんて思ったが,事が賃貸物件となるとそう簡単には行かない。

 

所有するアパートが入居者の自殺や殺人事件などの発生で「事故物件」になったら,家主は借り主に賠償を求めることはできるのか。

 

事故物件になったら,借りてくれる人はいなくなるだろうし,仮に借りてくれるとしても家賃は安くなり,いろいろと費用がかかる(http://www.asahi.com/articles/ASKCN5676KCNTZNB00X.html 朝日新聞デジタル「「無理心中で事故物件」自腹でお祓いも 家主が賠償請求」2017年11月28日)。

 

かといって,事故物件であることを隠して賃貸借契約を結べばそれも違法となる。

 

アパートの一室で,住民の会社員女性とその知人男性が死亡し,その後に入居希望者が現れなくなったのは部屋を借り上げた会社に賠償責任があるとして,家主の男性が損害賠償を求めた裁判の判決が11月28日に山口地裁であったが,判決は原告の請求を棄却した。

 

判決文によると,原告が所有する山口市内のアパートの1室で,2015年に入居者の女性が知人男性と亡くなっているのが見つかった。

 

原告は,女性が男性に殺害を依頼した嘱託殺人または同意殺人であり,事件の影響で部屋の賃貸借契約が困難になったなどと主張し,部屋の借り主である女性の勤務先の小売会社に10年間の家賃総額の半額に当たる285万円の支払を求めたが,判決は,女性の死が嘱託または同意に基づくものと認めることはできないなどとして請求を棄却した(http://www.asahi.com/articles/ASKCX3JDJKCXTZNB003.html 朝日新聞デジタル「住民ら死亡の「事故物件」、借り主側の賠償責任を認めず」2017年11月28日)。

 

 

 

広島ブログ
 

 

にほんブログ村 士業ブログ 弁護士へ
にほんブログ村

 

 

 

 
 
企業サイトや人気サイトの運用実績多数!月額1,000円(税抜)〜の高スペックレンタルサーバーヘテムル
 

 





 
  

 

 

 

コメント
部屋の借り手が自殺してしまうと、大家さんは本当に頭が痛いでしょうね。
  • こま
  • 2017/12/06 9:07 AM
こまさん
コメントありがとうございます。
大家さんには何の責任もないのに大打撃ですよね。
コメントする








    
この記事のトラックバックURL
トラックバック

calendar

S M T W T F S
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
<< December 2017 >>

Facebook友達の方は初回相談無料で対応させていただきます。

弁護士ブログランキング

無料カウンター

ここから楽天でお買い物ができます

ここからアマゾンでお買い物ができます

selected entries

categories

archives

recent comment

recent trackback

recommend

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM