自ら接見せずにイソ弁を接見に行かせておきながら法テラスに接見報酬を請求した弁護士が懲戒処分を受けた事例

  • 2018.04.18 Wednesday
  • 16:38

JUGEMテーマ:弁護士

 

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呉鳥人〜くれとりびとさんのブログより「白竜湖の桜」

 

 

 

 

 

日弁連の機関誌「自由と正義」には,毎号弁護士に対して行われた懲戒処分の公告が掲載されている。

 

私は,持って他山の石とするため毎号読んでいる。

 

4月号にはこんな事例が掲載されていた。

 

被疑者Aの国選弁護人に選任されていた東京弁護士会の弁護士が,2回にわたって自ら接見には行かずに事務所の勤務弁護士(いわゆるイソ弁)に接見に行かせたにも関わらず,自ら接見した旨法テラスに報告して報酬を請求した。

 

これが弁護士法56条1項の「弁護士としての品位を失うべき非行に該当する」として戒告の懲戒処分が行われた。

 

被疑者・被告人の国選弁護人は,選任されたその弁護士のみであって,同じ事務所の弁護士であっても他の弁護士は弁護人ではないから,自ら接見に行かずイソ弁に接見に行かせること自体職務放棄である。

 

しかもそれを自ら接見に行ったように装って報酬を請求するとは,刑法上の詐欺未遂罪に該当することは間違いない。

 

それにしても,2回の接見報酬なんてほんの微々たるお金だが,それを不正請求しなければならないほど事務所経営が苦しいのか,そういうセコい方法を繰り返してきたから儲かっているのか分からないが,いずれにせよ情けない限りの話である。

 

 

 

 
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コメント
イソ弁には処分無しですか?それもおかしい
  • Д僖
  • 2018/04/19 12:55 PM
Д僖僂気
コメントありがとうございます。
イソ弁はただで使いっぱしりに行かされただけで,誰も行かないよりはましだった(むしろボス弁よりいい助言をしてるかも)のだから,処分の必要はないと思います。
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